世界遺産タウポ湖を守る牧草牛 タウポビーフ

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タウポビーフとは?

ニュージーランド北島の中心部、タウポ湖の周りで育った環境に優しい牧草牛です。

タウポ湖の位置をGoogle Mapでご確認ください。→タウポ湖の位置

資料のダウンロードはこちら→Taupo Beef について

タウポビーフのステーキ

キューブロール(リブロース)のカット

ストリップロイン(サーロイン)のカット

 

タウポビーフと農家のシャロンさん

完全な牧草飼育

タウポビーフは広大なニュージーランドの牧草地で最低1頭当たり1haの飼育面積を確保しています。

そうすることで、牛は好きなだけ牧草を食べることが出き、冬場も充分な量のサイレージ(保管用発酵牧草飼料)を確保することが出来ます。

365日好きなだけ牧草を食べることができる環境が、ストレスなく牛を育て、赤身でも柔らかく美味しい肉質になる秘訣です。

また牛にとっても天国のような環境でアニマルウェルフェアにも配慮された飼育環境となっています。

 

広大な農地

サイレージ(保管用発酵牧草飼料)

高い安全性

成長ホルモン剤、抗生物質、遺伝子組み換え飼料は生涯不使用です。

また飼料となる牧草への成長促進のための科学肥料も使用していません。

そのため非常にナチュラルで安全性の高いビーフです。

またオーガニック認証については、広大な農地を囲う柵に防腐剤を使用することができず、

防腐剤を使用しないと数年で大量の柵を取り換えなければならず膨大なコストがかかり、かえって環境にやさしくないことから認証を取得していません。

しかしタウポビーフの生産は環境や自然に優しく、持続可能性のある農業の上になりたっています。

牧草の様子をチェックするタウポ農家のマイクさん

環境保全

1頭当たり1haの頭数制限を設けることにより、タウポ湖の水質汚染の原因となる藻の栄養となる牛の糞尿を適切な量に保っています。

それによりタウポビーフは世界遺産タウポ湖の水質を守っています。

 

窒素過多がタウポ湖の水質を汚染する仕組み

農場の窒素量を常に計測しています。

SDGsに則した生産方法

穀物飼育は生産・輸送による大量のCO2排出が上げられます。

タウポビーフは100%牧草を飼料にすることにより、飼料供給によるCO2排出がありません。

地球にやさしい、持続可能な方法で※カーボンニュートラルを実現する取り組みをしています。

※排出されるCO2と吸収されるCO2が同じ量であるという考え方

高タンパク・低脂質

牧草牛は脂肪分が少なく、赤身が多いです。

国産穀物牛と比較した研究では、カロリーは約62%、脂質は約40%違うという結果も。(ヒレ肉での比較)

ダイエットやトレーニングをする方にも非常に適した牛肉です。

豊富な鉄分

牧草牛は一般的な穀物肥育牛に比べ、3倍もの鉄が含まれています。

日本人の多くは鉄不足と言われています。

タウポビーフのような牧草牛は吸収の良い「ヘム鉄」が豊富に含まれています。

身体に良いアブラ“オメガ3脂肪酸”

オメガ3脂肪酸は血液を固まりにくくしたり、血流を良くしてくれると言われています。

また、脳の神経細胞の材料としても使われており、動脈硬化や認知症の予防に有効だという研究結果もあります。

さらに白血球に指令を出すオメガ6脂肪酸が過剰な攻撃指令を出すと動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などの原因になると考えられていますが、その攻撃指令にブレーキを掛けるのもオメガ3脂肪酸の役割。

このオメガ6、オメガ3はともに身体に必要なアブラですがそのバランスがとても重要で、牧草牛であるタウポビーフは理想とされる※“2:1”の割合であるということが明らかになっています。

まさに身体に良いアブラなのです。

※日本脂質栄養学会が推奨している数値。

 

また北極圏の先住民族イヌイットの動脈硬化による死亡率が低かったことから、彼らのの食事を研究し、オメガ3の影響であることが分かってきました。

イヌイットが食べるアザラシやクジラの肉もオメガ3が豊富に含まれていたようです。

オメガ6とオメガ3の役割

農家の方々とのコミュニケーション

タウポビーフは生産管理や環境保全の、肉質に対するこだわりなど農家の方々との直接のコミュニケーションを行っております。

そのため輸入食肉でありながら、「生産者の顔の見える食材」です。

タウポ農家のバートン夫妻

タウポ湖ってどんな湖?

南半球最大の湖で、その美しい外観や水質は世界遺産にも認定されています。

火山の噴火によってできたカルデラ湖で、現在も火山活動が活発で、周辺には温泉や地熱発電所があります。

観光地としても有名なタウポ湖

NZでは有名な観光地になっています。

標高の高いところに位置する水質のキレイな湖です。

透き通るような水質のタウポ湖

 

 

タウポビーフの役割とは?

タウポビーフをタウポ湖の周辺で育てることで、間接的にタウポ湖の環境や水質を守っています。

湖の水質を汚染する原因となる藻。

藻の栄養となる窒素は周辺の山や丘などの土から流れ出てきます。

その窒素を排出するのが牛の糞尿です。

つまり牛の糞尿が適量なら土にとって良い栄養となりますが、窒素過多になると湖へ流れ出てそのうち水質を悪くする原因となるのです。

 

かつてタウポの周辺では酪農による牛の生産数はコントロールされていませんでした。

そのため湖に流れ出る窒素量が多くなり、湖の水質が悪くなることが危ぶまれていました。

そこで湖周辺の頭数をコントロールし、窒素排出量を適量に保とうと始まったのがタウポビーフなのです。

タウポビーフについてのお問い合わせ

タウポビーフはグローバル・ビジョン㈱の直輸入商品です。

量販店様や飲食店様での、「安心、安全な食材」「ピュアな赤身のおいしい牧草牛」として自信をもっておすすめできる商品です。

お取り扱い希望の方は下記までお問合せ下さい。

グローバル・ビジョン株式会社

TEL:03-5623-0710