ミルク仔豚ガスポールについて
乳飲み仔豚と異なり、乳離れ後も更に約3カ月間特別配合の牛のミルクを与えて肥育。
きめ細かで旨味たっぷりの柔らかい肉がしっかりあり、脂身はバターのような甘みとコク。
![生産者とミルク仔豚ガスポール](https://www.gastronomy.co.jp/wp-content/uploads/2025/01/p2_2.jpg)
![豚肉](https://www.gastronomy.co.jp/wp-content/uploads/2025/01/p2_3.jpg)
『仔牛のように牛のミルクで仔豚を育ててほしい』という、北米の著名なシェフのリクエストがきっかけでした。
いわゆる乳飲み仔豚(生後3週間で乳離れするタイミングでの丸焼きに使われる仔豚)だと、皮と少しの肉になってしまうので
「もっと適度の皮、脂、上質な肉のコンビネーションを。」という内容に応えた、カナダ・ケベック州の1軒の農家の作品が「ガスポール(GASPOR)」です。
産地のモントリオールは、フランスからの移民が大半で公用語がフランス語、文化や食はフランス色。
この情熱を持った1軒の農家と大学が共同で研究が重ねられ生産体系を確立し、北米で2004年より販売を開始しました。
牛のミルクのみで肥育したという唯一無二の製品特長が話題を呼び、さらにカナダやアメリカの著名なシェフ達が品質を高く評価したことで、発売開始以来、瞬く間に北米の高級レストランに広まりました。
世界のVIP達が通うニューヨークなどの三つ星レストランなどでも扱われております。
チャレンジするこの農家とNYで出会い、その情熱と上質な味に感銘し、農家から直接購買、日本で販売開始しました。
最新のミルク供給装置を導入した豚舎では、家族環境に変化がないように兄弟と一緒の豚房で自然な保育リズムを維持しながら肥育しています。
また、生産・出荷における安全管理も徹底しており、その取り組みはカナダ品質保証プログラム(CQA)によって認可されています。
生産現場では、と畜からカットまでの処理もすべてカナダ食品検査局の規制に基づき、検査体制と安全管理が厳格に行われております。
母豚の乳離れから更に約3カ月間、健康的な発育に必要なビタミンやミネラルなどがバランス良く配合された特別配合の牛のミルクを与えて肥育する事により、
「乳飲み仔豚よりも肥育期間が長いので肉質はしっかりと成長し、皮付き・骨付きで使いやすいサイズ。仔豚特有のクセが殆ど感じられず、肉質は柔らかいのに旨味がある」
「何より皮が美味しい。日本の豚よりも水分が少ない分、凝縮した味わいと旨味ですね。フランスの味に近いと思います」
「豚特有のクセや匂いが少なく、肉のミルキーさ、脂の甘み、皮のコラーゲン質のコクをストレートに味わえます」
などのご評価を、シェフの皆さまより頂いております。
GASPOR(ガスポール)とは、gastronomy(美食)+pork(豚)= Gasporのブランド名です。